書道はじめました

中国書道


日本ではできない何かをしたいなとずっと思っていて、展覧会を見て感動したのをきっかけに中国書道を習うことにしました。 先生はちょっと怪しげな英語を話す中国人。でも業界?では有名な先生で、自身の書は1枚2000Sドル(≒15万)はするのだそうで。

中国書道は、道具は日本の書道とまったく同じですが(でも墨を磨ることはなく墨汁を使用)、字の書き方はかなり異なっています。例えば、横線を書くのは左端のちょっと手前からいったん左に戻ってから書き始め、書き終わりはその反対で右端からちょっと左に戻って書き終わり。 縦線も同じ要領。 先生の書かれるのを見ているとなんてことなさそうなのですが実際自分でやるとなかなか格好よい線が引けない! あと、書き順は必ずしも正しい書き順でなくてもよく、横棒の方を先に書くことが多いのです。 バランスよく書くための手法なのかな?

ちなみに写真に写っているのは私の作品ではなく、教科書です。 これは隷書体でどちらかというと入門版。この本が終わるとテン書(大昔に亀の甲に書いてあったような文字ね)の練習になります。 難しいけど、落ち着いて文字をじっくり書いてみる、というのは結構面白い!!!