○×カップ−おまけ編


昨日の日記では「3位決定戦で辛勝」とさらっと書いたのだけど、ちょっとしたドラマがあったのでおまけ編〜。


この2月末に子供たちに人気のあったAコーチが日本に本帰国することが決まっていました。つまりこの○×カップがAコーチといっしょの最後の対外試合になるわけで、子供たちの間にも「絶対勝たなくちゃ」的な雰囲気が漂っており、気合入っておりました。
しかし準決勝で対戦したのは優勝候補No.1の(こういっちゃなんだが)かなり実力差があるチーム。3−0で負けてしまいました。(でもまぁよく3点で抑えたものだとは思う。)
そして迎えた3位決定戦。相手は練習試合では7割の確立で負けているチーム。今日の予選リーグでも戦っておりそのときは0−0のドロー。 試合開始はこちらは準決勝終了後わずか15分後(かなりきつい!)、対して相手は1時間ほどの休憩をとった後。 しかしそんなコンディションの中でも相手の早い動きによくついていき終始押し気味のゲームをする子供たち、が、なかなか点に結びつきません。 前半戦終わって0−0。
ハーフタイムの際にAコーチが言ったそうです。「これがAコーチには最後の大会なんだよ。 勝ちたいと思う。Aコーチのために頑張って勝ってよ。」
その時は応援席の私たちにはなぜ子供たちが涙を拭きながらコートに入ってきたのかわからなかったけど、始まった後半戦では全員が必死でボールを追いかけ、とにかく点を取ろうとしているのがよくわかりました。 そして残り時間5分、シュートしたボールを相手GKがはじき、転がったところを別選手がスライディングしてシュート。 貴重な貴重な1点。 これが決勝点となりました。

本当にいい試合だったと思います。子供ってやるときはちゃんとやるんですよね・・・。  
いままで子供のサッカーや野球で異常に盛り上がって応援する親たちをちょっと冷めた目でみていましたが(汗)、これからはしっかりそういうバカな親になりそうです!!